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欲に塗れた[募集中]

最終更新 2017/05/13 23:19:18
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1:Devil 2017/03/28 18:54:25 作成

「 ねえ、人間。俺がお前を、その苦しみから解放してあげようか? 」

何処からともなく現れた悪魔が、そう、囁いた───


悪魔と人間で、受けの人間を募集します。
どんな苦しみから逃れたいのかはお相手様にお任せしますが、それが悪魔の能力により軽減又は消失するためにどうにかまともな精神を保てている状態です。悪魔の力を借りなければ生きていけず、依存状態。
悪魔はそんな人間を小馬鹿にし、見下しながら、人間に手を貸します。自分の欲求のままに悪魔は動く為、通常時も行為時においても人間を雑に扱いますので、ご了承くださませ。
後々恋愛発展も可。

提供の悪魔は見た目こそ中性的であるが、中身は自信家で有無を言わさない圧を感じる程。自分の言うことは絶対。余裕があり、あの手この手で人間を手なづけるのが上手い。性欲強め。穏やかな口調で言いたいことはズケズケ言うタイプ。
募集の人間は、普段は強気な性格が良いです。殺人鬼だとか、マフィアだとか、悪魔に出会うまでは自分が一番強いと思っていたしプライドが高ければ高い程優遇。しかし悪魔に出会ってから、自分とは比べ物にならない悪魔の力の凄まじさを知り、悪魔の言うことに何一つ逆らえないような忠犬に成り下がってしまう。そんなキャラを求めています。

ざっくりとこのような流れを考えていたのですが、需要がなくては始まりませんので…お相手様を募集させていただきます。
・展開積極的
・ロル数80文字以上
・長期
・仄暗い雰囲気が好き
以上が大丈夫であれば、簡易pfと萌え萎え、悪魔に初めて囁かれた時のロル(冒頭部分参考)と共に、お声掛け下さいませ!尚、相性重視となります故お断りする場合も御座います。ご了承ください。

「 俺がいないと生きてもいけないクセに。嗚呼、哀れな人間。早くおいで。 」

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22:ロキ 2017-04-07 20:18:15

待ってよ、おにぃーちゃーん。
(暗殺者とは言え身内には甘いのだろう、扉が開くや否や其方に駆け寄っていった彼の後ろ姿は優しい兄のものになっていて。感動の再会の場面を一部始終黙って見届けていたものの、囁き掛けられた言葉に表情こそ変わらないものの真っ赤な瞳は彼を鋭く睨みつけ、この場を離れんとする彼の肩を掴むと言うよりは潰すくらいの力の強さで触れる。妹が呼んでいたものを真似る様にして引き止めては、肩を掴む手は黒い爪がギリギリと服の上から肉に食い込む程に力を強め「俺から離れれば妹さん、消えちゃうよ?」助言とも脅しとも取れる落ち着き払った声色でそれだけ伝えると肩から手を退け、彼の背に視線を浴びせるだけに留め)

23:西永 大和 2017-04-09 00:01:48

(引き留める声には揶揄が含まれ、肩に食い込む指爪の痛みに苛立ちと困惑が綯い交ぜになった表情で相手を見、足を止めて。単なる脅かしにしてはあまりに滑らかな語調で無情を告げる相手、と同時に掌からすり抜けていく妹の指先に自然と視線を悪魔から妹へと外せば声こそ上げぬまでも今更のように痛み疼き出す肩を一方の手で和らげるように軽く添えつつ、真実を確かめるべく問い質し)
消える…。それは、本当か。

(兄と繋いだ手を解き、生前死ぬ間際まで身に着けていたワンピースの裾を靡かせひらりと舞うように悪魔の傍らへと身を置けば問いに対してこくりと首を縦に振り首肯を示して。残された時間はほんの僅かなもの。理屈ではなく体感として自らの再びの消滅を予感するなら衣服の裾をぎゅ、と抓みながら残酷な望みを敢えて実兄に投げ付け。兄とは違い端から盾突くつもりは無いのか従順なまでに悪魔に寄り添い言葉にすると、絶句する兄の気配が感じられ意味も無く盲目の瞳を伏せて)
…お兄ちゃん、お願いだから悪魔さんの言う通りに。私たちに奇跡をくれるのも、引き離すのも、この人次第なの。それに…私に与えられた時間は短いみたい。――そうよね、悪魔さん。

24:ロキ 2017-04-09 23:02:07

妹さんはお前と違って理解力か高いね。──そう、その通りだ。君みたいに賢い人間は嫌いじゃないよ。
(兄と違い自ら此方に歩み寄って来る少女はその目が見えずとも聡明らしい、まるで此方の心の内を見透かされてしまったかの様な正しい解釈を口にされれば、異議を唱えることもなく一度首を縦に振ることで少女の意見が正しいと示し。儚げに目を伏せる少女の髪に何を思ったのかさらりと、先刻兄の肩に触れていた手とは全く違う優しい手つきで髪を梳かす様に撫でつけ。従順な妹に気を良くしたのかそれともただの気紛れか、妹の髪を撫でながら顔だけ其方に向けて「お前が俺に服従するなら、こうやって妹さんに時々会わせてあげる。もし拒むなら…今すぐ妹さんとはサヨナラだ。──ねえ、どうする?」これが最後の問い掛けとでも言わんばかりにそう告げてると二人と少し距離を置き、地面を蹴り上げたかと思えば大きな翼広げ宙に浮いた姿が月明かりに怪しく照らされて)

25:西永 大和 2017-04-10 23:18:01

(何度手指を馴染ませたか知れぬその漆黒の艶髪を撫で梳かすのは、今や兄たる自分ではなく悪魔の其れで。妬みか羨望か、その光景を見せつけられた心境は複雑極まりなく、不服を訴える尖った眼差しで悪魔と対峙するものの妹の口から綴られた事実が牽制となり、ただ相手の行動を大人しく見守るだけで。残酷に迫られる二者択一に不条理を感じつつも脆弱な人間の己では悪魔に服従を誓う他に選択肢など無く)
――俺が従うのは、お前の為ではなく妹の為だ。約束を守ってくれるのなら…アンタの手足になってやる。
(妹の傍へと歩み寄り、相手の支配から庇うように肩を抱けば肯定の意を含ませた覚悟を告げて。奪われた銃器に密かな想いを馳せつつ虚空を優美に舞うその姿を強気な視線で睨む兄の傍ら、腕に抱かれた妹は兄の行く末を案じ、委縮したように身を縮こまらせており。程無くして次第に透けてゆく手足、確実に滅びの一途を辿る肉体変化に不安感を抱き、妹は救いを求めるよう悪魔の気配を探して)

26:ロキ 2017-04-12 19:38:21

……三分。あと三分経ったら、君は自分の足であの扉の中へ戻るんだ。分かったね?
(どんな理由であれ従ってくれるのなら問題はない。彼が導き出した答えに納得したのかふわりとコンクリートに降り立てば、兄からのきつい視線を浴びようとも怯むことなく、見るからに不安げな妹にタイムリミットを告げて。決して気を利かせた訳じゃないのだが、約束を交わしてもらった時点で既に己の目的は達成されており。兄妹の会話にさして興味も無い為、二人の声が聞こえない位置まで身を引くと三分待つ間に悪魔から人間へ容姿を変えておき)

27:西永 大和 2017-04-12 23:30:38

(指示を下す声により地上に降り立った悪魔の所在を確認することが出来、幾分ほっとしたように安堵の表情を浮かべるも別れが現実のものとなりつつあれば新たに生存本能とも云うべき死への恐怖が妹を襲い。「…分かったわ。」そんな気持ちを押し殺し、気丈な声音で頷いてみせると目が見えずとも伝わる兄の葛藤を癒すように)
…お兄ちゃん、大丈夫。きっと、悪魔さんだってお兄ちゃんを悪いようにはしないわ。今こうして会話が出来るのも、悪魔さんのお陰なんだから。また…逢いに来てね。――約束。
(屈託の無い笑顔を湛え触覚を頼りに兄の指先を探り小指を絡ませては上下に軽く振ってみせて。束の間の逢瀬も長くは続かず、数度言葉を交わすと頃合いを見て手探りで扉まで行きつき、「悪魔さん、お兄ちゃんを頼みます。」最後には深々と頭を下げたまま扉が閉ざされるまで其の姿勢を崩そうとはせず)
 
…、ああ、必ず逢いに来るよ。美幸。――愛している。
(無邪気に絡み合わさる小指、指切りげんまんなる習わしを西洋に移住して以来殆ど見掛けなくなったものだが、郷愁を誘う戯れ事に強張っていた頬は緩やかに弛緩し、慈愛に満ちた眼差しを妹へ。刹那的なこの幸福は何物にも代えがたく、妹の意見も一理あるようにも思えて悔しながらも自身の中でそれまで敵愾心に満ちていた悪魔に対する観念が変わっていくような気がし。去りゆく妹の後ろ姿を視線のみで追いかけ、扉が閉まるまでの間何かに魅入られたかのようにいつまでも重厚な扉を眺め続けていて)

28:ロキ 2017-04-14 19:54:36

任せてよ。俺、こう見えても面倒見は良い方だ。
(三分きっちりに戻った妹に視線を移すと、ここまできても尚己を信じようとする言葉にふは、と小さく笑いを溢して。さらりと自分の前髪を弄りながら適当に返した言葉は大嘘であり、且つ告げた内容を守る気など更々無い。だが、それでも彼女の瞳は何も映さない筈なのに、芯から己を頼っているように思え、少なからず他者から向けられる真っ直ぐな瞳に苦手意識が芽生えたのか避けるように背を向けてから扉を出した時の様にパチンと指を鳴らして。するとゆっくりと扉が閉まり、再び炎に包まれた其れはけたたましい音を立てながら割れた床の中にゆっくり埋まっていき。非現実的な光景が広がっていたとは思えない程、静寂に包まれた屋上。手にしていたリボルバーの残りの弾丸全て取り出すと、フェンスの向こう側に放り投げ「はい、返すよ」と今度は彼に向かって幾分軽くなった銃を投げれば、屋上にある唯一の扉に向かって歩き始め)
──さあ、行こう。お前はこれから俺の屋敷に住むんだよ。

29:西永 大和 2017-04-16 21:34:57

(再び訪れた静寂に目蓋を伏せ、アスファルトを無心に見詰めるその表情は妹との再会が叶い心成しか当初よりは晴れやかなものに。意識外からの声掛けにちらと顔を上げた拍子、視界を掠める黒塊を反射的に掴み取ると弾丸が引き抜かれている事に最早怒りを覚えることもなく懐へリボルバーを仕舞い、何とはなしに今一度朧月夜を仰ぎ見。妹の冥福を願うと同時に心の中で別れを告げ、気が済めば相手の背を追うように足を踏み出す。いつの間にか悪魔の身なりは人間と寸分違わないものに変化していたが、現実離れした出来事の連続とあっては今更驚きはしないまでも強制服従を強いられた今後如何なる扱いを受けるのか気掛かりで、相手の後に続き歩みを進めながら考えついた疑問をそのまま口にし)
……俺に、世話係にでもなれと?

30:メロ 2017-04-17 19:22:04

お前、人の世話が焼ける程器用なの?もしそうなら雇ってやってもいいけど?
(暗殺を生業としている彼と言えども一抹の不安があるのだろうか。もしそうならば少しばかり可愛げがあるようにも思えて、ふっと軽く息を吐き出す様にして笑えば彼の方に視線を流す。人に自慢できるくらいに家事全般が得意だと仮定した上で、使用人としての案も心に留めておくとしよう。後ろを付いてきて居るのを気配で確かめながらビルを後にすれば、あっちこっちにネオンが光る繁華街へと。娼婦が目敏く声を掛けて来たけれど見向きもせず、きっとこの手のことは彼も慣れて居る筈だろうと然程心配はしていないのか一度も振り返ることはなく。軈て先程とは打って変わって薄暗く静かな通りに出れば、ちらほらと付いている常夜灯の光だけを頼りに前に進みながら)
──此処から少し森に入るよ。足下には気をつけて。怪我なんかされたら俺が困るまけだからね。

31:西永 大和 2017-04-19 00:11:51

フン、殺し屋を使用人として雇おうなど飼い殺しもいいところだ。…報酬は高くつくぜ。
(悪魔の気紛れか将又単なる冗談か、上手くはぐらかされたような気がするだけで結局己に何を求めているのかが掴めず不安の種は依然として胸の内に蟠ったままだが、皮肉を返すことが出来る程には心的余裕を取り戻しており、相手につられて微かに口角を吊り上げ。いっそ煩わしい程に欲望の匂い立つネオン街を抜け、案内された先は一変して人気の無い路地。忠告を受けるに併い、ふと喫煙用のライターがポケットに入っていたことを思い出せば其れを片手に闇に翳し、淡い炎で足場を照らす。小さく頼りない灯火も気休め程度にはなるだろうか。兎にも角にも人が棲むにはあまりに辺境の地という他ない森へ連れられ、意外そうに何度か目を瞬き)
──この先に、お前の屋敷が?

32:ロキ 2017-04-19 21:20:25

そう、森の奥。静かで良い所だよ。
(ライターの炎にぼんやりと映し出された周辺は緑に囲まれていて。電球の切れた街灯よりは役に立つかと魔力を使い人差し指ですう、と小さな灯火を撫ぜれば人の顔と同じくらいの大きさまで其の火を膨らませ。熱を持たず、そして揺れもしない炎は怪しく光りを強め、先刻より広い範囲で辺りを映し出す。絶好の場所とばかりに己の感想口にするも、普通の人間であれば鬱々としていて不気味だと表現する立地であろうか。止めていた足の動き再開させては道無き道を掻き分け、乱れない呼吸は一定のまま、時折行く手を阻んでくる木々の葉を鬱陶しそうに手で払いつつ前進。十分程歩いた頃、数メートル先に暖色系の明かりに包まれた平屋の屋敷が見え。古びてはいるものの不思議と時代遅れは感じさせない、堂々たる煉瓦造り、外壁の殆どが植物の蔦に覆われており爽やかな緑色。一見すれば森と一体化しているように見えるかもしれない。首を左右に振っても屋敷の端の位置が確認出来ないことから、だだっ広い大きさの建物という事だけは口にせずとも伝わる筈で。パチンと指を鳴らしてライターの火にかけていた力を消失させると、棲まう者にしか外壁との見分けがつかないであろう扉の前までゆったりと歩んで行き、ギギギ…と重々しい音を響かせながら夜の寒さで冷え込んだエントランスの扉を開ける。暗い森を通る中、怖気付くことのなかった彼を振り返っては、片手で扉を止めつつ顎先をクイっと中に向け入室を促して)
──着いたよ。

33:西永 大和 2017-04-20 21:29:50

(組織から追われる身の上ゆえに宿が郊外であるほど好都合であるため、然して思う所の無いまま淡々と相手の後を追従し。慣れぬ未舗装の道も効力を増した灯火のお陰か、或いは日頃の鍛錬の賜物か、それほど苦も無く進んでいく中で意識は先程からの特異な能力について考えており。無限性を秘めたその力は悪魔が為せる技なのだろうか、驚きはいつしか好奇心へと変じて相手に対する関心を強めていくが、不意に現実へ引き戻すのは晴れた視界に飛び込む建造物。平家といえど圧巻の規模と佇まいを誇る豪奢な屋敷は外観を裏切らず内装に至るまで洒落ており、促された玄関ホール先でぽつりと感嘆を零しながら所在無げに立ち尽くし。夜気にあてられ身震いする体を暖める意味も兼ねて用済みのライターと共に外套のポケットに両手を突っ込むと、何となく案内も無しに奥へ進むのは憚られて落ち着きなく周囲へ首を巡らせ)
──…まるで豪邸だな。此処には一人で住んでいるのか。

34:ロキ 2017-04-22 20:42:53

浅野:
旦那様…!おかえりなさいませ。歩いていらっしゃったのですか?──…おや?、これは珍しい……お客様、でしょうか?
(扉の音を聞きつけて屋敷の奥から姿を現したのは白髪混じりの初老の男性。人生を経験してきただけの皺が人柄を表すかの様に顔に優しく刻まれており、口許には緩い笑みを浮かべている。執事服をきっちりと着こなし背筋をぴん、と伸ばす精悍な佇まいにより、実年齢より少し若く見えるだろうか。最初こそ主の身を案じて頭から足まで心配そうに視線上下させていたものの、主の後ろに一人の男の姿が見えれば口を開けて目を見張り、そんな驚きの表情は次第に久々の人間に出会えた喜びのものへと変わっていき)

ロキ:
偶には散歩も悪くなかったよ。──嗚呼、彼は俺の新しい玩具。…壊さない程度に接してあげてね?俺のなんだから。
(一人で住んでいるのか──其の問い掛けに答えともなる人物がやって来ると、執事にだけ少しばかり纏う空気を和らげて返事を。敢えて客人としてではなく玩具として紹介すればくす、と小さく笑いながら彼の反応を盗み見る。夜道を歩いてきた寒さが今更身に染みてぶるりと背筋を震わせては、後のことは執事に任せたとばかりに片手をひらひらと振って「玩具クン、寝る前には必ず俺の部屋に来て」とだけ最後に伝えればゆったりとした足取りで長い廊下の向こうへ姿を消して)

浅野:
例え玩具と言われましても、私から見れば旦那様の大切なお客様であることは違いありません。ああ、旦那様……今夜のお食事は如何致しま──…と、もういらっしゃいませんか…。
(問い掛けの途中で既に主人の姿が見えなくなっていることに気づくと口を閉ざし、困った様なそれでいて何処か穏やかな笑みを浮かべて見えもしないのに廊下の向こうに向けて深々とお辞儀。意識をぱっと切り替えて客人である彼に改めて視線を移し)
申し遅れました。私、旦那様に仕えております、浅野と申します。こちらの屋敷のことは全て私が担っておりますので何かありましたらいつでも御用命下さいませ。上着お預かり致します。
(先程から足を進めず、そわそわとあっちこっちに視線を向けている様子から察するにこの様な施設には慣れていないと察しており。不安を煽ってしまわぬ様にと、愛想の良い顔と優しい口調を普段以上に意識して話し掛け。見た所アジア系の人間に違いないだろうが、己と同じ日本人だろうか。そんな僅かな期待から年甲斐も無く好奇に満ちた瞳を向けながら、外套を受け取ろうと控え目に手を差し出す)

35:西永 大和 2017-04-23 20:20:00

(執事と思しき男の登場により疑問はあっさりと氷解され、口を挟む余地もなく彼らのやりとりに耳を傾ける。端から人並みの生活など当てにしてはいなかったものの「玩具」の言葉には一瞬ぴたりと動きを止め、しかし反論するでも肯定するでもなくただ伏せた睫毛を屈辱に震わせ。物の扱いに耐え、無意識に張り詰めさせた緊張を執事と二人きりになった途端紐解けば軽く溜息を一つ、おもむろに上着の合わせへ指を掛けて)
……西永だ。訳あって今日からこの屋敷に住まう事となった。急な訪問で迷惑をかけるが、詳しくはあんたの主人にでも聞いてくれ。
(上着を脱ぎながら束の間の逡巡。迷った末、内隠しに眠る凶器はそのままに上着を執事へ手渡すと此方も簡易的な説明を述べ。果たしてこの男は人間なのか、人に扮する悪魔なのか。頭では懐疑を抱きながらも知らず気を許してしまうのはその柔和な微笑が理由にあるだけではない。同じ東洋の血を引く者同士安心感のみならず妙な馴染み深さを覚えると、これまであまり見せることの無かった弱音をぽつと交えつつ素直に彼の言葉に甘んじ)
──浅野さん。迷惑ついでに浴室の場所と、客人用の部屋などに空きがあれば案内を頼めるだろうか。…何かと心労の絶えない近頃でな。少し休みたいんだ。

36:浅野 2017-04-25 20:34:37

にしなが…、西永様。ああ、なんと喜ばしいことでしょう。旦那様に仕えて永い月日が経ちましたが、日本人にお会いするのは初めての事です。
(手にした外套が布だけの重みではないことを勘付くも執事としてして良い事と悪い事は弁えており、そのまま丁重に受け取れば片腕に引っ掛けて。外套に隠された其れが気にならなかったのは相手の名前を耳にした事も大きな理由の一つ。嬉しそうに名前復唱すると己も同じ国の“人間”である旨を伝え、浮かべていた笑顔を益々にっこりと深める。折角なら暫し出身国の話に花を咲かせたいところではあったが就寝前に部屋に立ち寄る様命じられていた彼の事を思えば少しでも早く部屋に案内した方がいいだろう。空いていた方の手でゲストルームのある方を示せば、きりっとした無駄の無い動き、それでいて彼に歩調を合わせるようにそう早くはないペースで歩き始め)
ご安心下さいませ。此処には旦那様と私だけしか居らず、部屋は有り余っております故。今からご案内致しますお部屋に、浴室は付いております。個室露天風呂もありますので西永様のお好きな方をご利用下さいませ。此方がお部屋の鍵になります。──ああ、そうでした。旦那様のお部屋は彼方の一番奥のお部屋になります。
(ゲストルームの中でもVIPルームとも呼ぶべきか、スペースも広く、設備も整っているその部屋の扉の前で立ち止まると内隠しから各部屋のカードキーを収納してある薄いケースを手にとって。白いカードを一枚選んで彼に差し出すと、彼の部屋の二つ隣、廊下の突き当たりに位置する木目調の扉を指差し主の部屋を教え。他に何か伝え漏れはないだろうかと最近物忘れが激しくなった様な気がしてならない頭を此処ぞとばかりにフル回転させながら)
──何か不明な点は御座いますか?

37:西永 大和 2017-04-27 21:25:44

ご丁寧にどうも。此方から尋ねておくことは今のところ無いが、暮らしていく中で色々と世話になることもあるだろう。その際にはまた、宜しく頼む。…そうだな。彼奴の部屋へは後程立ち寄らせて貰うとしよう。
(廊下に響く二人分の靴音を伴い、案内されるがまま辿り着いたのは或る一室の扉前。聞けば、館内設備の充実性たるや自身にとってはあまりに無縁の贅沢が戸を一枚隔てた先に存在するらしく、一見何の変哲も無いカードを受け取るなり物珍しげに眺めながら一通り説明を受けて。行き届いた気遣いの中にも気品を兼ね備えた物腰を披露する執事は華美なこの屋敷において実に似つかわしく、悪魔の一番の配下であるのだろうと確信めいた憶測。辺鄙なこの屋敷に長年勤めているのだからさぞや人間と交わる機会も少ないことが窺われ、その嬉しげな声音の内に男の胸中を想像すれば話も一区切りついたところで敢えて此方から親しみを乗せた言葉を付け添え。故郷を思う気持ちは己とて同じく。ふ、と和らいだ微笑を一瞬見せたと思えばそそくさとカードキーで扉を解錠し、簡単な目礼の後に部屋の奥へと姿を眩ませ)
…同郷のよしみとあれば積もる話も多かろうに。あんたとは何れ時間の許す時にでも語り合ってみたいものだな。──では、俺はこれで。
 
 
(湯上りの火照った肌に開けた窓から忍び入る夜風が心地良く、煙草の紫煙をくゆらせ一服すること暫し。執事より貸し与えられた一室はまさに至れり尽くせりといった空間であるが、あくまで他人の家という認識に変わりは無く遠慮の抜け切らぬ所作で慎重に灰を受け皿へ落とす。数々の非日常の余韻が疲弊した精神を未だ興奮に昂ぶらせており、眠気は一向に訪れる気配も無いまま諦めたように目蓋を伏せ席を立つと、備え付けのガウンに袖を通し早々に部屋を退室。就寝前に、とは言ったものの手持無沙汰から然程夜が更けるのも待たずして悪魔の私室へと赴けば、扉前にて数回のノックを施してから部屋の主へ向けて囁き)
──…、俺だ。
 
 
__
いつもお相手頂き有難うございます。背後から失礼致します。
実は場面転換をするべきかとても悩んだのですが、念の為今回は執事さんに対するお返事から、貴Cの部屋へ赴く場面まで一息に進めさせて頂きました。
もし支障があればやり直しは可能ですので、遠慮なくご指摘下さいませ。
何分不安があってついついお声掛けしてしまいました…!此方が至らないばかりに申し訳御座いません。

38:ロキ 2017-04-28 16:26:18

此方も背後から失礼致します!いつも御相手頂き有難う御座います!素敵な息子様と背後様のロルに毎回毎回楽しませて頂いております。当方がどうしても文章が長くなってしまう傾向にあり負担を掛けていたら申し訳御座いません。どうかお相手様はお気になさらずやり易い長さで返して頂ければと…!
場面転換もとても有難いです!是非このままの流れで続けさせて下さい。また、此方からも一点だけお聞きしたいことがありまして…。もし可能であればこのまま裏の流れにしてしまっても大丈夫でしょうか?早過ぎるだとか、愛の無いうちは行為に至りたくないということであれば違う方法でじじわと攻めていきますので遠慮無く仰って下さいませ!

そしてこれは別件のご報告になるのですが、諸事情により次のお返事まで期間が空いてしまいそうでして。一週間以内にはお返し致しますのでお待ち頂けると嬉しいです!宜しくお願いします。

39:西永 大和 2017-04-30 15:29:17

お返事の件など、諸々了解致しました。ご親切に報告下さり大変助かります。

そしてお気遣いとても嬉しいです、有難うございます!長文に対しては読むことも描写をすることも寧ろ好みます。背後様の扱われるキャラクターがとても好きで、此方こそいつもお返事を楽しみに拝読させて頂いておりますので、これまで通り背後様のご裁量で自由に描写をして頂ければ幸いです!

また、裏展開についてもお相手様のご負担でさえ無ければ此方はいつでも歓迎致します。未熟ではありますが、精一杯背後様を楽しませられるようぜひぜひ挑戦させて頂きたいくらいです…!話の流れにもよりタイミングも難しいところかと思いますので、其方様のご都合の宜しい時にお願い致します。

それではお返事を楽しみに、気長にお待ちしておりますね!此処のところ寒暖差が激しいので、お体にはお気を付け下さいませ。

40:ロキ 2017-05-10 19:36:18

(自室に戻るなり森の中を歩いて来たことで少なからず汚れているであろう衣服を身につけているのが嫌で仕方無く、真っ直ぐ脱衣所に向かえば服を脱ぎ去りシャワーを浴びる。綺麗さっぱり身を清めるのは、悪魔とて気持ちいいことに変わりはないのか風呂上がりは上機嫌のまま雑に髪を拭くとさっぱりと切られた髪は殆ど乾いたも同然、上半身は裸のまま下着とスウェットを穿いて。壁紙から家具までオフホワイトで揃えられたこの部屋は執事のセンスであるものの己好みの室内に十分満足しており。その中でも特にお気に入りのベッドへぱたりと倒れ込んでは、物音一つしない空間に包まれたまま夢の中へうつらうつらと意識飛ばしかけていて。未だ湿り気残る横髪が頬を撫でたからか、将又彼が鳴らしたノック音が鼓膜を揺らした所為か、ふっと意識浮上させるとまるで雲の如くふわふわの掛布団の上に横たわったままの寛ぎ姿で迎え入れ)


──
一週間程と言っておきながら、長くお待たせして申し訳有りません…!優しい言葉の数々確り受け取りました。お心遣い有難う御座います!次の返信も一週間程遅れてしまうと思うのでのんびりお待ち頂ければ幸いです。此方は蹴ってしまって構いません。引き続き宜しく御願い致します。

41:西永 大和 2017-05-13 23:19:18

(呼び掛けに答える声は無く、怪訝さを滲ませ入室。高価そうな家財に囲まれ、奥に鎮座する寝台を見遣れば無防備に横たわる悪魔の姿が其処に在り、心臓が一つ跳ね上がるような鼓動を感じながら息を殺して傍らまで忍び寄り。意識の有無は此方からは判断が付かぬまでも肌理細やかな素肌を曝す彼はとても自分が知っている天下無敵の悪魔像とは異なるように思えて、もしも相手から受けた屈辱の意趣返しが叶うのならばとその白い首筋へ手指を絡ませる妄想。果たして首を絞めた所で悪魔に苦痛を与えられるのか甚だ疑問なところで、そんな途方も無い邪念を抱く心理とは裏腹に目に付いたブランケットを適当にその身へ掛けてやれば相変わらず無愛想な低音を静かに落とし、彼を冷然と見下ろして)
……そんな格好のままでは湯冷めするぞ。それに、隙だらけだ。

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