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【非募】亡者を導く提灯はゆらゆらと。

最終更新 2018/07/17 19:32:51
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1:鬼灯 2018/06/20 15:40:24 作成

【人間にとっての非日常は鬼にとっての日常】

________________ようこそ、日本地獄へ。

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39:鬼灯 2018-07-09 09:09:07

貴方、子供が好きなんですね。

(無表情ではあるものの何故か少し楽しそうに思える相手を横目に見て、自分が感じたことを呟き。それなら動物も好きだろうかと今度不喜処地獄に連れていこうか等と考えながら席について。相手からの質問に一瞬眉を寄せてこの前の飲みの席を思い出して答え。適当な料理と、自分の分の酒を注文し相手にも頼むよう促し。)

えぇ、皆で集まって飲む時はよくお世話になりますので。…大王の孫自慢にはうんざりしますよ。貴方、酒は何を?

40:蒼葉綾人 2018-07-09 18:11:33

好きではあるが、生憎片思いだ。

(子供は好きでも扱いは分からず逃げられてばかりの自分を皮肉った物言いでつぶやきに返事をしつつメニューに視線を落とすも、これといって苦手なものもないせいか相手の注文を黙って聞いており。酒の好みも同様なのか選ぶのが面倒なのかそのまま重ねて、眉根を寄せて散々だったという顔で飲み会の様子を語る相手に少し目を細めて)

同じものを。あの大きい大王様には孫がいるんだな、それは甘そうだ。

41:鬼灯 2018-07-10 18:13:49

そうでもないと思いますよ。あの二人、人を見る目はありますので。

(片想いという言葉に透けて見える本意を汲み取り、そうではないとお世辞抜きに確固たる根拠のもとに答え。同じものという正に現世の人付き合いを思わせるような答えが返ってくると、それなら一升瓶をと店員に注文し。あまり変わらない表情が少しだけ笑ったように見え、まだ残る人間らしさに興味をもちつつ猪口に酒を注ぎ)


えぇ、それはもう鬱陶しいくらい。…ところで、貴方。何故また地獄流しなどリスクの高いことを?

42:蒼葉綾人 2018-07-10 23:52:04

・・・そう、か。そうだと、いいな。

(ハッキリと自分のことを肯定されると悪い気もせず、むしろむず痒いような気持ちを覚えて歯切れ悪くなるもあの可愛い双子がそう思ってくれていたならと希望的に言葉を濁して。猪口に注がれた酒を返すようにこちらも慣れた手つきで相手の猪口に酒を注ぐも、突然地獄流しについて訊かれると手が止まり、少し考えた末に目の前の鬼相手になら不思議と話していい気もして乾いた口を開き変わらず淡々と述べて)


・・・・・・誰よりも大切だった相手を流したんだ。地獄行きくらい当然の末路だろう。そういう事情は鬼灯さんの立場ならいくらでも知れるだろうに、わざわざ俺に聞かなくても。

43:鬼灯 2018-07-11 15:33:03

えぇ、記録課は正確ですからね。しかし、感情やその時の想い迄は記録されていませんので……聞いてみたかったんですよ、人を私怨で呪い殺すきっかけというものを。

(子供の話をする相手の表情は幾分柔らかくなっているように感じ、人の良さが見えて。その表情も地獄流しの話になると矢張り強張り声は緊張感と悲しさで低くなり。相手の言う通り記録に全て記載されているがそれは経緯や結果のみで感情などの心の部分は分からないのだと答え、猪口に口を付け)

44:蒼葉綾人 2018-07-11 17:39:13

・・・別に、ありがちな話だ。焦がれた相手には他の相手がいた。それだけの話だよ。

(興味本位を隠しもしない問いかけに不思議と悪い気はせず、しかしながら詳細に語れるほど饒舌でもない自分には端的に伝えるのが限界で。一瞬口調が変わるも誤魔化すように酒を嚥下すれば熱い液体が喉を抜けていって一気にアルコールを帯びた息を吐き出せば、じっと目の前の慇懃無礼な鬼を見て)

鬼灯さんは恨みみたいなものとは縁遠い・・・というか、少し変わってる気がするな。間違っても地獄流しなんてしないタイプに見える。

45:鬼灯 2018-07-12 09:58:40

なるほど。やはりいつの時代も恋愛の拗れはあるものですからね。…恋は盲目、とはよく言ったものです。

(相手の口から出たその理由は何よりも人間らしく、そのギャップに少しだけ驚くも変わらず淡々とした口調で失礼なことを口走り。自分のイメージについて話す相手へ頭を振り否定して、幼い頃を思い出し眉間に深い深い皺を刻むと手に持っていた箸を折り)

いえ、私も同じようなものです。ただ…私の場合は自ら手を下しますが。

46:蒼葉綾人 2018-07-12 16:52:47

対して面白い話でもないだろう。・・・まあ、流した相手が地獄の何処かにいる以上、終わった話・・・でもないが。

(ズケズケと失礼なことを言われてもその通りだと思っている節もあるせいかこちらも淡々と返し、煙草を絶って二日目で口寂しいのもあってか次々酒も進み。目の前で難しい顔をして箸を手折ったのを見て一瞬キョトンとするも、すぐに落ち着いて酔いもあるのか頬杖をつき相手を見返して口を開けば口調も少し変わっていて)

俺は鬼灯さんの話の方が気になるけど。・・・あ、すみません替えの箸を一つ。

47:鬼灯 2018-07-12 21:16:55

それほど迄に強い想いだったということでしょう。浮気者ということでしたら、衆合地獄にいるでしょうね。

(元々酒が強いのかそれともこの話題から逃れるためなのか、やけに早いピッチで酒を煽る相手に合わせることはなく自分のペースで飲み。やけに堅苦しい言葉遣いが少し砕けてきたところで、店員に水を頼みそれを差し出して。)

あぁ…すいません、昔を思い出すと…つい。私も元は人の子ですから。

48:蒼葉綾人 2018-07-12 23:03:10

・・・浮気、じゃない。あいつはずっと一筋で俺はそんなあいつが・・・ひっく。

(酒の勢いか饒舌になりかけたところで引き止めるかのように酒臭い息が漏れて、そこで初めて自身が酔っていると自覚し。全く様子の変わらない相手に鬼というのはうわばみなのかと感じつつも生前は自分以外が潰れる場面が多く、好きなだけ飲めるという新鮮さに酒は進む一方で。そんな自分を諌めるように水を差し出されれば有り難く受け取り、飲み下して冷えた頭で相手の話に耳を傾けて)

へえ・・・。信じ難いが、人が鬼になることもあるんだな。

49:鬼灯 2018-07-13 15:23:23

これだけの亡者が居ますからね、探すのは容易ではないと思いますが…会ってみたいですか?彼女と。

(酒が回っているらしく饒舌に愛した人のことを語る相手の言葉に静かに耳を傾け。もし願うなら努力をすれば会えることを伝え、まだ未練があるのだろうかと試すように首を傾げて問い。つまみの乾物を噛りながら不思議そうにこちらをみる相手に何故か素直に自分のことを話し。)

よくある儀式ですよ、私はその生け贄に選ばれました。孤児でしたからね。…もちろん、報復はしましたが。

50:蒼葉綾人 2018-07-13 16:08:31

鬼灯さんは会いたいと思うか?・・・1度だって自分には見向きもしなかったのに、最後だけ一緒に地獄に堕ちてほしい、なんて嘯いた相手と。

(最愛の人の最後の願いは自分なら聞いてくれるだろうという狡い目論見故のものであって欲しかった情ではなかったことは痛感しており、会う、という選択肢はまだ自分の中には無く。未練がないわけもないが、楽ではない片思いをできるのなら切り離してしまいたい気持ちもあって相手の鋭い視線から逃げるようにつまみを放り込んで酒で飲み下し。相手の話には興味深そうに頷いて、なるほどそれは根に持ちそうだと思いながらふと相手の性質のようなものを感じて)

鬼灯さんは・・・なんだろうか、どうにもできない事情で判断を下されるのを良しとはしない感じがする。

51:鬼灯 2018-07-14 15:31:46

……はい、是非一度お目にかかりたい。そしてこの手で自分が心底惚れたその顔に拳を一発食らわせてやりたいものです。あぁ…いけませんね、女性に手を上げるのは。

(嘲笑するようにして言う相手の言葉に少しの沈黙の後に答え、一度咳払いをすると失言を酒で流し込み。良くも悪くもそれ程迄に人に執着するような人間には見えなかったため、その意外性に内心少し驚くも言葉にはせず空になった互いの猪口へ酒を注ぎ。自分に対するイメージを語る相手に首を振り。)

いえ、仕方ないことだと理解はしているんです。ただ、因果応報。きちんと責任はとっていただかないと気がすまないだけです。

52:蒼葉綾人 2018-07-14 19:46:41

・・・っ・・・そうか、そう思う方法もあるのか。俺、鬼灯さんのそういう考え方好きだな。

(会いたいものかと思いかけたところで予想外に暴力に訴える方向に話が転がったのをきいて堪え切れないというように小さく噴き出して笑ってしまい。同時に、どこか乾いた恨みの念とさっぱりとした行動物言いに羨ましさも含めて感想を漏らし注がれた酒を流し込んで。そんな彼のことだからさぞしっかりと報復をしたのだろうと考えながら、酒が回ったためか少しふわついてきたことでほんのり眠気を感じつつ話を振って)

鬼灯さんの恨みはかったら大変そうだ。でも生贄ってことは個人相手の復讐じゃなかったんだろ?全員見つけられたのか?

53:鬼灯 2018-07-15 15:30:31

私も嫌いじゃありませんよ、貴方のこと。

(思わずといった様子で吹き出す相手を見て、どうしたのかと少し首を傾げるも嫌な顔はせず残った酒を煽り。自分の考え方を好きだという珍しい発言に、自分も同じだと重ねじっと見詰め。村人の処遇について簡潔に説明し今度見に行くかと誘い、殆ど空になった酒の瓶を揺らし。)

もちろん、一人残らず全員。今は伊邪那美命の御殿の柱に縛り付けています、…今度見に行かれますか? …おや、もうありませんね。

54:蒼葉綾人 2018-07-15 23:56:04

・・・・・・それ、は初めて言われたよ。

(相手の物言いがおかしく少しの間笑っていたものの嫌いではない、などと返されるとは思っておらずしばしの間目を丸くして。その後出てきた言葉は辿々しくなるも仄かに嬉しさを覚えて見透かすような視線から逃げるようについ目を伏せて、酔いはかなり回っているもののこの席を切り上げるには惜しいと感じて平気なふりをしつつ相手の話題に相槌を打って)

現在進行形、とは。それは見てみたいな。・・・あぁ、あと1本くらいなら俺は大丈夫だが。

55:鬼灯 2018-07-17 00:17:28

貴方、中々強いんですね。宜しければ部屋で飲み直しませんか?

(自分のことを今日会ったばかりの相手になんの抵抗もなく話してしまうのだから、どうやら自分は思っていたよりもずっと相手に対してのガードが弛いらしく。長く一緒に働いている獄卒でさえ誘ったことのない宅飲みを自ら申し出て。)

まだ聞きたいですしね、色々と。

56:蒼葉綾人 2018-07-17 10:18:59

鬼灯さんがそれでいいなら俺は構わない。

(宅飲みに誘われれば意外とは感じながらも、相手の部屋ならば最悪潰れかけても自室まで戻れるなと快く了承の返事を返し。聞きたいに関しても仕事ばかりの自分に期待されているような話が出来るかと少々不安にも感じながら了承して、席を立ちかけたところで無一文だったことを思い出し)

支払・・・後々返すからこの場は一旦頼んでも構わないだろうか。

57:鬼灯 2018-07-17 18:33:13

閻魔大王からくすねた、いい日本酒があるんですよ。

(まさか宅飲みに誘われると思っていなかったのか驚いている相手とほぼ同じ程度の驚きを自らも感じつつ、それでも表情には出さずに当たり前のように大王からくすねたと悪気もなくカミングアウトして。元々奢るつもりだったため、相手からの申し出に首を傾げ支払いを済ませ店を出て)

六文銭は三途の川の通行料に使われたでしょうしね。構いませんよ、元々は私が誘ったんです。奢らせて下さい。

58:蒼葉綾人 2018-07-17 19:32:51

そんないい酒のご相反に預かれるとは光栄だな。

(くすねた、の言葉に小さく笑ってしまったあと冗談めいた口調で返して席を立ち。こちらも出すものと思っていたところで当たり前のように支払われてしまうと少々困るものの、かといって出せる金もないこともあり大人しく厚意に甘えることにして。酔いのせいかより瞬いて見える歓楽街を抜けて閻魔殿への道を進みながら軽く自分の首に触れて熱を確かめて)

・・・どうも。今度なにか返させてくれ。

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